2013年10月12日

トビズムカデとコクワガタの接近、捕食はしないようです。オオクチキムシも見つけました。

何度かコクワガタとトビズムカデが住んでいるクヌギの木を観察していて、やっとトビズムカデがコクワガタを捕食しないところを確認しました。始めてゴキブリの脱皮も観察できました。観察は明かりが当たるとコクワガタもトビズムカデも洞に潜ってしまうので、明かりを点けたり消したりしながらの観察でした。今回、運良く洞から出てきたトビズムカデが、コクワガタに接近するところを撮影できました。日本最大のムカデ、トビズムカデは20センチにもなる大型のムカデです。昆虫や小動物まで捕食してしまう獰猛な奴です。この木に住むトビズムカデは20センチを少し上回っているように見えるほど大型です。今回のものは前回の大物より少し小さいようです。他に小型のものも今回見つけたので、この木では4匹見たことになります。やはりこの木で繁殖しているのでしょう。わずかながら出ている樹液を頼りに、コクワガタが10月になっても活動していることも観察できました。この木の観察に来ていると、蛾の死骸を良く眼にするので、トビズムカデはこの木で蛾を捕食しているものと思われます。他にこの木には、オオクチキムシとゴキブリが生息しています。コクワガタ同様、オオクチキムシとゴキブリの死骸は確認していません。今回ゴキブリに関しては成虫は発見できなかったので、捕食されたのか、どこかに移動しただけなのかは分かりませんでした。おそらくオオクチキムシは刺激臭を出すそうなので捕食されないのでしょう。オオクチキムシは大きなキムチと言い間違いそうで笑えます。オオクチキムシを調べてみました。
★オオクチキムシ 体長 14〜16ミリ。分布は、北海道、本州、四国、九州、対馬。出現時期は4〜10月。樹林の朽木や倒木に見られます。食性は、朽木やキノコ類など。幼虫は朽木。完全変態で、成虫で越冬。樹皮の下などに集まって越冬するようです。
ゴキブリの2齢でしょうか、ちょうど脱皮するところも見ることが出来ました。完全に体がでてから2分位で木の陰に隠れました。普通の昆虫は脱皮してから体が硬くなるまである程度の時間を要するのに、すぐに動けてしまうことに驚きました。セミの幼虫の脱皮と反対の位置、つまり頭が下になっていることも、足の強度が有り、すぐに動くことが出来るからなのでしょうか。しかし、白いゴキブリもなかなか気持悪いです。
ムカデ1.jpgムカデ2.jpgムカデ3.jpgコクワガタ・オオクチキムシ.jpgゴキブリ1.jpgゴキブリ2.jpgゴキブリ3.jpg
1番上。トビズムカデがコクワガタ(動くもの)を見つけました。2段目左、すぐにコクワガタの方に向きを変えましたが攻撃しませんでした。やはり硬い外骨格のコクワガタは餌の対象外なのでしょう。右、移動してしまいました。3段目左、コクワガタとオオクチキムシ。右、ゴキブリの脱皮。下段左、ゴキブリの脱皮。下段右、木の陰に回ったゴキブリ。どんどん体が伸びて大きくなる速度も早かったです。家の片隅でこのようなことをしているのでしょう。気持悪かったのですが、なかなか見る機会のないものなので、良いものが見れたとします。
posted by クラマ at 03:06| Comment(0) | ムカデ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月05日

トビズムカデ、日本最大のムカデに遭遇。

日が暮れてコクワガタの撮影をしていたら、眼の前の木の洞から巨大なムカデ(トビズムカデ)が現れました。あまりの大きさに圧倒されたてしまいました。20センチはあります(20センチを超えているように思えました)めったに会えない大きさです。最大級の大きさです。日本でオオムカデと言うとこのトビズムカデのことを言います。トビズムカデのトビズは、とび色(濃褐色)の頭からきているようです。色彩には個体による変異があります。トビズムカデの這っていた場所に手を開いて測って見ました。私の手のヒラを伸ばしたサイズがちょうど20センチなのです。このクヌギの木には洞や割れ目があり良い住みかになっているのでしょう。居場所が分かったので、またそのうち運がよければ会えることでしょう。その時には慎重に撮影します。正直、マクロ撮影でしかも夜なのでかなりビビってしまいました。かなり強い毒を持っているからです。トビズムカデの毒の成分はスズメバチの毒に近いそうです。トビズムカデは家の中にも侵入して来ることが有る危険な生物になります。トビズムカデの脚の数は21対で、オオムカデ目のムカデは脚の数が21対か23対になります。ムカデの脚の数は種類によって違ってきます。もっと脚の数の多い種類もいます。近くで観察する場合はトビズムカデなどは動くものに反応して飛びかかる習性があるので、むやみに捕まえない様にするなどの注意が必要になります。日本1大きいムカデ、トビズムカデについて調べてみました。
★トビズムカデ オオムカデ目オオムカデ科。全長60〜200ミリ(普通は60〜150ミリ)脚の数は21対。分布は、北海道、本州、四国、九州、沖縄。出現時期は3月〜11月。(人家等暖かい所だと1年中活動可能です)樹皮の割れ目、樹皮下や洞、雑木林の林床、石、朽ち木の下、倒木の陰などの湿った場所で見られますが、人家に侵入することも多いです。危険な生き物として特徴を覚えておくと良いでしょう。頭部が赤、または赤褐色で、足は黄色の個体が多いです。胴体は暗藍色。固体によって色の変異があります。トビズムカデは夜行性で食性は肉食性。ミミズやクモなどの昆虫や小型の小動物を捕らえて食べます。時に小型のネズミやコウモリまで捕らえるようです。動くものに反応して飛びかかる習性があるそうです。獲物を捕らえる際の捕獲には毒が使われます。トビズムカデの毒はタンパク質性の酵素毒成分とアミン類(ヒスタミン、セロトニンなど)になります。幼虫、成虫の区別は無く脱皮して成長していきます。幼体から成体まで(成熟するまで)には3年かかります。体は同じように見えます。寿命は長く7〜10年。日本のオオムカデ科に属するのはトビズムカデ、アオズムカデ、アカズムカデです。沖縄にはハブオオムカデ、タイワンオオムカデがいます。産卵は1度に50〜80個ほど産むようです。トビズムカデと間違いやすいのはアオズムカデとアカズムカデですが、アカズムカデよりはるかにトビズムカデは大きくなります。アオズムカデの頭の色は同の背面と同じ色になります。トビズムカデは色彩に変異が有るので、1番の決めては第20脚のフ節の部分に棘があるのがトビズムカデになります。アオズムカデとアカズムカデにはこの部分に棘がありません。しかしこの棘は小さいので、実際に確かめるのは難しいです。というより危険ですね。うっかり噛まれたら大変なことになりますので、確認する際は自己責任で行ってください。応急処置としては、噛まれた場合には冷やしてはいけません。43度以上の熱水で5分程度、シャワーなどの流水で洗い流すことが良いようです。
トビズムカデ1.jpgトビズムカデ2.jpg
迫力のある体で、どんどん木の上に移動して行きました。長細い体をしているので、写真ではこの迫力が伝わりにくいことが残念です。木の上の方に何か餌となる物があるのかも知れませんね。木の洞でじっとしているコクワガタには興味を示していませんでした。次の撮影がいつになるのか予想できませんが、夜行性なので居場所が分かったことで撮影のチャンスはあがりました。体の色の個体差を比較して見たいので、別のトビズムカデも見つけて見たくなりました。撮影できましたら追加したいと思っています。撮影場所。神奈川県横浜市、こども自然公園。
posted by クラマ at 02:51| Comment(0) | ムカデ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする