2013年09月08日

自然公園のトイレでヤモリを見つけました。公園のトイレを住みかにしています。

ヤモリ(ニホンヤモリ)を自然公園のトイレで見つけました。ヤモリは垂直の壁や天井にも張り付くことができます。成体2匹、幼体1匹。トイレ内は自動照明で、成体はすぐに逃げてしまいましたが、幼体の方は写真を撮ることが出来ました。脚の裏の特殊な構造により、驚くことに天井に張り付くことができるのです。温暖化に伴いヤモリの勢力が広がっていると思います。市外地の街灯の側の壁などでも良く見かけるようになりました。ヤモリについて調べてみました。本州のヤモリは2種類。ニホンヤモリとタワヤモリです。タワヤモリは日本固有主で100〜140ミリ。分布は中国、四国、九州、近畿の海岸近くから山間部にかけて。ニホンヤモリとの違いは、胴部の背面と四肢に大型の顆粒状の鱗がないこと。このことから、神奈川県横浜市内の公園で見つけたヤモリはニホンヤモリということになります。ニホンヤモリは兵庫県立大学の調査で、平安時代以降に日本に持ち込まれた外来種のようです。原産地はユーラシア大陸になるようです。ヤモリは夜行性で、民家や建築物を住みかにして生息しています。周りの色に合わせて体の色も変化させることもできます。大きく広げられた脚のヒラと夜間の大きな丸い目が可愛いです。ヤモリ(ニホンヤモリ)を調べてみました。
★ニホンヤモリ ヤモリ科。全長は100〜140ミリ。活動は夜行性になります。体色は灰色や褐色をしています。鮮明な暗色の斑紋を見ることができますが、周りの色などに合わせて体色を変化させることもできます。眼の色も明るいところと暗いところで違います。暗いところだと真っ黒なまん丸の目になります。成長は脱皮をして大きくなります。分布は北部を除く本州、四国、九州、対馬、屋久島。餌として灯火に集まる生きている蛾、クモなどの昆虫を狙ていたりします。ヤモリは自分の頭より大きなものは食べないようです。トカゲと同じように、身に危険を感じると尻尾を自分で切ってしまいます。この行為を自切と言います。乾燥と低温に弱く冬場にヤモリを見ないのは冬眠をしているからです。産卵期は5〜9月で回数はこの期間に1〜3回行われるようです。卵は1度に2個づつ産みます。天井や壁などに粘り気の有る卵をくっつけて産み付けられます。つまり産卵は2個がペアで産み付けられることになります。卵は40〜90日で孵るようです。この時の温度で雌雄が決まるそうです。28度前後で雄。極端に高い温度または低い温度で雌になるようです。壁、ガラスに貼り付ける仕組みは、足の裏にある微細なカギ状の毛にあるようです。これが吸盤の様な働きをして垂直な壁などもラクラクと登ることができるようです。寿命は意外と長くて10年以上と言われています。夏場には都市部でも灯火の近くの壁にいて、灯火に集まる昆虫を狙っている所を見ることができます。生活範囲を確実に広げているようです。
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写真左のヤモリはトイレの天井に張り付いていた幼体のヤモリです。このヤモリは逃げ遅れたので撮影することが出来ました。さかさまになっても落ちない吸着力には驚きです。右は成体のヤモリです。撮影地。神奈川県横浜市こども自然公園。
ニホンヤモリ海老名.jpg
成体のニホンヤモリです。壁に張り付いていたところです。脱皮をした後のようで、わずかに皮膚の残骸が見えました。物をどけた後ろで偶然発見することができました。背面に明瞭な模様が見えています。このヤモリは公園とは別の場所で見つけたものです。撮影地、神奈川県海老名市。
posted by クラマ at 13:47| Comment(0) | 自然観察・動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする