2014年06月12日

アオサギ、カワウ、カワセミ。水鳥の写真を撮りました。

横浜市こども自然公園で初めてカワウを見ました。カワウは現在数を増やしているようです。普段この公園の池では見かけないので、羽休めに寄ったのでしょうか。かなりの大食漢で、庭の池のコイを全部食べられた、なんて言う話も聞いたことがあります。初めて見たのですが大きい鳥で驚きました。アユを取らせて漁をさせるウはウミウで、これはカワウより小型になります。川にいるからカワウ、海にいるからウミウは間違いです。海辺にもカワウはいるそうです。見分け方は、くちばしの口角のとがっているものがウミウ、丸まっているものがカワウになります。体の色の違いはあるものの、ほとんど同じに見えて分りにくいようです。アオサギは時々見ることができます。日本のサギ類の中では日本最大の大きさになります。ゆったりとした姿と色には優雅な美しさを感じます。スマートなスタイルの良い野鳥です。また、こども自然公園ではカワセミを良く見かけることができます。今回の写真のカワセミは大和市、泉の森で撮影したものです。カワセミは泉の森でもよく見ることができます。カワセミはその美しさからどこに行っても人気のある野鳥です。どちらの公園でも連日の野鳥マニア、カワセミマニアの撮影を受けているので人なれしている感があります。運が良いと近くで見ることができます。私が撮影で使っているカメラはコンパクトデジカメなので鳥のイメージをつかんでいただければと思っています。カワセミは光の角度で色が違って見えるとても美しい鳥です。この色は色素の色ではなく構造色と呼ばれるものによります。蝶の翅も同じ原理になっています。この写真では木の陰になっていて美しい色は出ていません。カワセミの水に飛び込んで小魚を取る姿も実に興味深いです。見ていて飽きのこない野鳥です。日本のカワセミ科の中では最小の大きさになります。この3種類の野鳥を調べてみました。
★アオサギ  コウノトリ目サギ科。全長93センチ。翼を広げた大きさは約160センチにもなります。正面の腹側は白っぽく、背面は青灰色に見えます。河川、湖、湖沼、湿原、水田など広範囲に生息していて単独で見ることが多いです。小さな群れを作ることもあるそうです。分布は、北海道では夏鳥として、九州以南では冬鳥として見られます。本州、四国では留鳥になります。エサは動物性で、魚類、両生類、小型哺乳類、甲殻類、昆虫、他の鳥のヒナまで食べるそうです。見た目より気性の荒い鳥のようです。
★カワウ  ペリカン目ウ科。全長81センチ。分布は、本州以南。東北では夏鳥、九州以南では冬鳥として見られます。巣は樹上に作ります。エサの魚は潜って捕まえます。体色は黒っぽく見え、泳いでいる時には体はほとんど沈んでいて首だけ出しているようにも見えます。カワウの名前から川にいるように思いますが、河口付近にもよくいるそうです。
★カワセミ  ブッポウソウ目カワセミ科。全長17センチ。分布は、日本全国。北海道では夏鳥、他の地域では留鳥になります。海岸、川、湖、池などの水辺で見られ、都市部の公園の池などでも見ることができます。エサは魚類、水生昆虫、エビ、カエルなど。エサを取る足場には同じ場所を選ぶことが多く、足場は糞で白く変色しています。カワセミのいる場所でこのような所を見つけたら、絶好の観察ポイントということができます。                                             カワウ.jpgカワセミ.jpgアオサギ.jpg上段左、カワウ。右、カワセミ。下、アオサギ。
後日、こども自然公園の池に行ってみましたが、カワウの姿は見られませんでした。満足させるだけのエサ(魚)がいなかったのかもしれません。カワウは樹上に巣を作りますが鉄塔など人工物にも巣を作ります。アオサギは高木の樹上に作ります。カワセミは川沿いや湖の粘土質や砂質の崖に穴を掘って巣を作ります。直径は約7センチ。深さは50〜1メートルの深さになるそうです。繁殖期は3月上旬から8月上旬位になるそうです。こども自然公園のカワセミはどこに巣を作っているのでしょうか。見つけてみたいものです。
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2014年04月24日

ウグイス、メジロ、シジュウカラ。春が似合う野鳥です。

ウグイスが美しい声で鳴く季節になりました。ウグイスとメジロを間違えている方も少なくないと思います。この2種は紛らわしい鳥になってしまっています。ウグイスは藪や木の高い葉の茂ったところなどで鳴いているので、めったに姿を見る機会がありません。鳴き声は有名でも姿は見えず、知名度がある鳥にも関わらず知られていない野鳥になっています。春のさえずりを頼りに、じっくりと探すとその姿を見つけることができます。藪の中や木立の葉影の中に隠れて鳴いています。大変臆病な鳥のようです。メジロは反対に人目を気にしません。庭先にも現れて人目につくことも多く、あまり人を怖がらないので見たことのある人は多いと思います。群れで行動していることも多くなります。梅の花の蜜が大好物なので、梅の木に良く来ています。餌の乏しかった冬を離れ、甘い香りを漂わせる花の甘い蜜をたっぷりと堪能しています。ここで、ウグイスとメジロが混同される訳を考えてみることにしました。花札にも登場して、梅にウグイスなどと呼ばれることなどから、メジロとウグイスは間違って覚えられたりもしています。春の梅の花の時期に梅の花の蜜を吸っているのはメジロになります。梅にウグイスという言葉からメジロ=ウグイスを連想してしまっているようです。そのことからメジロの体色の黄緑色とウグイスのウグイス色の体の色(ウグイス色=褐色がかった黄緑色。オリーブ色、オリーブ褐色)を色として区別すれば分かることも、感覚的に区別しなくなっているので混同して認識してしまっていることもあるようです。これらいくつかの連想ゲームのようなことなどから、メジロの黄緑色の体色とウグイスのウグイス色の色に関する問題と、異なる2種の鳥自体を識別なしに同じものと単に連想して思いこんでしまっていることからの思い違いが起こっているからだと思います。ウグイスは藪の中が好きで、体をさらすような場所にはめったに出てきません。それゆえウグイスの認識が薄く、ほんもののウグイスを知らないことにより、さらに思い込みを誘っていることになってしまっているからだと思います。メジロは街路樹や庭先の木などにも巣を作ることがあり、思いのほか身近な野鳥となっています。メジロは実に上手にお椀型の形の整った巣を作ります。普通に見ることができるシジュウカラも良く見ると綺麗な野鳥です。群れで行動していることが多く、小さくてかわいらしい鳥です。春に似合う3種類の鳥の写真が取れました。ウグイスとメジロの違いが分かっていただけたらと思っています。新しいウグイスの写真を追加します。
★ウグイス ほぼ日本全国で見ることのできる留鳥です。体長は雄が16cm。雌が14cm。警戒心の強い鳥で、体色は背面がオリーブ色褐色、腹面は白色。地味な色合いで目立ちません。自然界ではオリーブ褐色、深緑色などは闇に溶け込んでとても見えにくい色になります。黒色よりも認識しにくい色といえます。適応力は強く平地から高山帯まで幅広く生息しています。寒冷地の冬季には暖地に移動するそうです。「ホーホケキョ」の鳴き声で有名な野鳥です。この鳴き声は雄の雌を誘う鳴き声です。春の繁殖期の鳴き声で、夏を過ぎるとこの美しいさえずりも聞くことができなくなってしまいます。ホトトギスの托卵の相手となることでも有名な鳥です。繁殖期は夏で、ウグイスの巣はササなどを巻いて作られていて、横穴式のつぼ型の巣になっています。ウグイスは雑食性で夏場は主に昆虫、クモ類など、冬場には植物の種や木の実を食べます。
★メジロ 東アジアから東南アジアまで幅広く生息している鳥で、日本では冬季の寒冷地を除く全国で見ることができます。体長は約12cm。体長はスズメより1回り小さく野鳥の中でも小型になります。色は緑がかった背面と暗褐色の羽色をしています。目の周りの白いリングが名前の由来になっています。雌も雄と同じ色になります。警戒心が薄く、生息地も低地から山地までと幅広く、街路樹や緑地のある公園、庭にまで巣を作ります。花の蜜が大好きでウメやサクラなどの蜜を1生懸命吸っている姿を良く見かけます。ウグイスは梅の花に来ることはなく、昆虫や木の実が餌となること、臆病で警戒心が強く、人前に姿を見せることはありません。間違いの原因は体色のウグイス色から来ているもので、メジロの明るい緑色に近い色をウグイス色として認識してしまっていることからです。メジロは雑食になりますが花の蜜が大好きで、春にはウメや桜の花の蜜を吸いに庭先にも姿を見せてくれます。花の密だけではなく甘いものが好きな鳥なので、庭先で輪切りのミカンなどの果実を枝に刺して、メジロが来ることを楽しみにしている方もいるようです。個体数も多くメジロの愛らしい姿は1年中見ることができます。メジロは器用に鳥が作ったとは思えないほどの綺麗なお椀型の巣を作ります。材料は木の枝や草、苔、クモの糸などですが、最近では巣の材料にビニールテープなどの人工物も使われています。繁殖期はおおよそ沖縄では2〜3月、関東地方は4〜7月、東北、北海道など寒い地域では5〜8月頃になります。巣は低山地の林内が多いのですが、市街地の庭の低木にも巣を作ることがあります。日中は群れで生活しているメジロも夜は単独か2羽(あるいは小群)で茂みの中で休みます。よく似た鳥にチョウセンメジロがいます。目の周りの白いリングが太く明瞭で、脇腹には栗色の斑があります。日本海側の1部で旅鳥として見られる珍しい野鳥になるので、メジロと間違える確率は低そうです。
★シジュウカラ 全国的に見ることができる野鳥です。平地から山地、公園、住宅地でも見ることができます。体長14.5cm(スズメ位の大きさです)体色は灰色っぽく見えますが、ほほが白く腹部も白いです。喉から腹にかけて黒い帯があることが特徴です。シジュウカラは1年中見ることができる普通種の小鳥です。大食漢で昆虫が主食となる鳥です。雑食で昆虫の他、果実、木の実なども食べます。良く見るとなかなか綺麗な色合いの鳥です。雌雄の見分け方は、雄の胸の黒い帯は太く、雌の黒い帯は細いことです。北日本に多く生息していて、西日本には少ないようです。樹洞などの内側にお椀型の巣を作ります。繁殖期は4〜7月になります。シジュウカラは秋から冬の非繁殖期には数羽から数十羽の群れで行動します。樹洞に巣を作ることから、巣箱も利用する野鳥になっています。日中は群れで生活しているシジュウカラも夜は単独か数羽(小群)で樹洞や巣箱で休みます。
ウグイスH27.jpgウグイス2.jpgメジロ.jpgシジュウカラ.jpgシジュウカラ正面.jpg
1番上、ウグイス。写真を差し替えました。暗いところにいるので、コンパクトデジカメではこの程度しか写せませんでした。肉眼で見ることができてもとても地味な鳥です。2段目左、ウグイス。右メジロ。肉眼で見るともっと鮮やかな黄緑色に見えます。メジロは群れをなして移動していることが多い鳥です。メジロは緑色をした可愛い鳥でウグイスよりもはるかに小型です。混同されやすいウグイスとメジロの写真を見比べてみてください。3段目、シジュウカラ。良く見ると可愛らしい色合いをしていることが分かります。右、シジュウカラの正面です。胸の黒い部分が特徴的です。黒い帯が太いので雄のようです。動きが早い鳥なので確認は難しくなります。写真はいずれもコンパクトデジカメで撮影しました。
これら鮮明な写真ではないのですが、特徴が分かっていただけたらと思っています。メジロはとても鳥が作ったとは思えないほど上手に巣を作ります。今年の春先には巣を見つけることができませんでしたが、いずれ空いた巣を見つけて巣の標本を作ってみたいと思っています。
posted by クラマ at 15:43| Comment(0) | 自然観察、野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月17日

雪の積もった公園で見かけた野鳥。ジョウビタキ、ハクセキレイ、コゲラ、カシラダカ、アオジ、キジバト、コジュケ、カルガモ、シロハラ。

珍しい鳥ではありませんが、ジョウビタキ、ハクセキレイ、コゲラ、カシラダカ、アオジ、キジバト、コジュケ、カルガモ、シロハラ。見ることができたのは9種類です。ポケットデジカメなので綺麗に撮ることはできませんでしたが記録に残すことができました。撮影できていなかったシロハラの写真が撮れたので追加しました。雪の降った後の公園は意外とお薦めです。鳥たちの食料の確保が難しくなりますので、エサ取りのために、いつもより簡単に見つけることができるような気がします。それは鳥達が雪の解けている部分(土の見えている所)に餌を探しにやって来るからです。野鳥の撮影や探すのが苦手な私でも思いの他、見つけることができました。撮影場所は神奈川県横浜市、こども自然公園。冬から春に見られる野鳥、ジョウビタキ、ハクセキレイ、コゲラ、カシラダカ、アオジ、キジバト、コジュケ、カルガモ、シロハラを調べてみました。
★ジョウビタキ ヒタキ科の冬鳥。全長13・5〜15.5cm。ジョウビウタキは北海道〜沖縄まで見ることができる普通種ですが、小さくて綺麗で可愛い野鳥です。雄は頭が白く、雌は頭が淡褐色。胸から尾にかけて、雄雌ともに橙色をしています。特に雄は色が濃くはっきりしています。雄の腹部の橙色はとても綺麗です。雌の場合は色が薄く、全体的な体色も灰色がかった茶色をしています。特徴は雄も雌も翼に白い斑が見えます。すずめより1回り小さい大きさの冬鳥です。餌は昆虫類、クモ類、木の実などを食べます。繁殖期以外は単独行動が主で、雄も雌も1羽でいます。農耕地、人家付近、都市部の公園や自然公園などで見ることができます。ジョウビタキは開けた場所を好む野鳥で、普通種でも見つけると嬉しくなってしまいます。
★ハクセキレイ セキレイ科。全長21cm。全国に分布。留鳥または冬鳥。年間を通して見ることができます。特に春から夏によく見かけます。水辺に居ることが多い鳥ですが、市街地でも見かけることがあります。ハクセキレイの黒と白の模様には個体変異があります。都市化に順応して生息範囲を広げているようです。ハクセキレは夜は群れになって眠ります。市街地の街路樹や電線などに群がっているところを見ることがあります。明るい交差点などの電柱や電線が好みのようです。騒音はあまり気にしないようですね。群れで眠るので、寝床にしている電線等の下は、糞で白く変色してしまうほどです。昼間は単独で居ることが多く人間もさほど怖がりません。ハクセキレイは運さえ良ければ意外と近づくことができます。長い尾を上下に振っている姿はとても愛嬌があり可愛いいです。市街地に進出して、人なれして人を怖がらなくなっているようです。この行動は天敵がいないということによるようです。よく似た鳥にセグロセキレイがいます。ハクセキレイの顔は、白い顔で目を横切る黒い帯が特徴で、セグロセキレイでは、黒い顔に白い眉斑が特徴です。セグロセキレイは日本固有主で、水場を生活圏にしている生息数の少ない野鳥です。
★コゲラ キツツキ科。全長13〜15cm。分布は北海道から沖縄までと広く、年間を通して見ることができる普通種です。地域によりいくつかの亜種に分けられるそうです。コゲラは日本にいるキツツキとしては1番小さいです。体の特徴は頭から体の上面は黒褐色で、背中と翼には白い黄斑があります。腹部は汚れた白色をしています。南方に住んでいるものの方が体色が濃いようです。雌のほうが雄よりもやや大きいようですが、野外での雌雄の判別は難しいようです。キツツキなので、よく木を突付いている所を見かけます。コゲラは腐りかけの木に丸い穴を開けて巣を作ります。古巣は他の鳥の巣になることが多いそうです。街路樹なども利用するらしく、都市部にも生活範囲を広げているようです。この公園では2羽で行動していたり、群れて行動する姿も見ることができます。群れで1度に木を突付きだす音は、何とも愛らしい響きを持っています。キツツキの脚の指は、前2本、後ろ2本で木に捕まるようになっていて、尾羽を入れた3点で体を支えて木を突付くそうです。コゲラは器用に木の表面を移動することができます。コツコツと木をたたく姿は可愛いです。
★カシラダカ ホオジロ科の冬鳥。全長は15cm。時々頭の冠状の羽を立てることが、名前の由来になっています。スズメ、ホオジロ、ミヤマホオジロに似ています。大きさはほぼスズメと同じなので、地味な色合いでスズメと間違って見過ごすこともあります。頭の冠状の羽は「冠羽」と呼ばれ興奮すると逆立つそうです。それで頭高=カシラダカとなったようです。カシラダカはスズメやホオジロに似ていますが、1番簡単なスズメ、ホオジロとの見分け方はこの冠羽の有無になります。よく似ているホオジロとの見分け方として、ホオジロの腹部は茶色。カシラダカの腹部は白いことで見分けるそうです。冬場は本州以南、5月頃より繁殖のため北上していくそうです。やはり、よく似たミヤマホオジロは、この公園ではほとんど見ることがありません。1回見ただけです。ミヤマホオジロは神奈川県には少ない野鳥のようです。
★アオジ ホオジロ科。全長16cm。北海道、本州に生息しています。胸から腹部が黄色い斑模様で、年間を通して見ることができます。本州中部以北で繁殖。山地や高原に生息する留鳥。秋〜冬にかけて暖地に移動します。市街地の公園などでも良く見ることができます。公園では冬の間、低い木の根際や藪に潜り込んでいくところを良く見かけます。警戒心は弱いようで、ゆっくりと近づくと意外と近くに行くことができます。単独行動が多い鳥ですが、時々、群れで行動しています。よく似た鳥にノジコがいます。アオジは胸と脇に、茶色の縦斑があります。ノジコは脇だけになります。ノジコの目の周りは白いリングになっているそうです。
★キジバト ハト科。別名ヤマバトと呼ばれています。全長33cm。体色は雌雄同色で茶褐色〜紫灰色。翼に黒と赤褐色の鱗状模様(うろこのような模様)があるのが特徴です。雌雄の区別は難しく、眼は赤い色をしています。目の周りの赤いリングの濃いほうが雄のようです。かなり近づかないと分かりませんね。国内で繁殖する留鳥で北海道、本州北部に生息するものは越冬のため南下します。雑食性で都市部の公園や人家付近で普通に見ることができます。巣は林などの他、街路樹や庭木にまで巣を作ります。キジバトの巣はとても簡単な作りで、悪く言うと鳥の巣とは思えない雑な作りの巣になります。時に庭などにも巣を作ることがありますが、雛が生育途中で落ちたという話も聞いたことがあります。巣の特徴は、人の手でも作れそうな雑なへたくそな巣を作ることが特徴です。巣作りはいたって苦手のようです。キジバトはほぼ1年中繁殖していて、1回に2個の卵を産むそうです。行動は雌雄2羽で行動しています。ハト類はピジョンミルクと呼ばれる栄養価の高いミルクを食道の壁で作り、雛に与えます。これにより、餌の少ない時期でも繁殖が可能となるわけです。ピジョンミルクは雄、雌ともに作れるそうです。キジバトはあまり人を怖がらない鳥なので、脅かさなければ足元近くに寄ってくることもある、近くで観察することができる野鳥です。とても大人しく可愛いキジバトですが、とても変な変わった鳴き声をしていて、普通にイメージする鳩の鳴き方とはまるで違っています。
★コジュケ キジ科。全長27cm。額から眼上部にかけて灰色の筋模様があります。背部には暗褐色や灰色の斑紋が入っています。喉から頬と頸部側面は赤褐色で尾羽は濃赤褐色。キジ科の鳥で中国にいたものを神奈川県、東京などで放鳥したものが自然繁殖して、北は宮城県、南は九州まで分布を広げていったようです。雌雄の区別は付きにくいです。鳴き声が変わっていて「ちょとこーい、ちょとこーい」と聞こえます。大きな鳴き声なので、耳にされた事のあるお方も多いと思います。日中は藪の中などにいて姿を現しません。見つけやすいのは夕方で、数羽で移動しているところを見かけることができます。コジュケは鳴き声に特徴がる鳥で、とても大きな声で鳴いています。1度鳴き声を覚えれば生息していると鳴き声でわかります。開けた場所に出てきて人に見つかると慌てて藪の中に逃げ込んでいきます。
★カルガモ カモ科。全長61cm。留鳥。地味な色で大型のカモ。特徴は黒いくちばしの先だけが黄色で、腰の部分に3日月模様があること。オレンジ色の脚をしています。雄雌同色で区別は難しいです。全国の水場(用水地、田んぼ、池、沼など)で見ることができる馴染みのあるカモです。夏場にもいるカモといったら、カルガモの可能性が高いです。カルガモは日本で繁殖するカモです。この公園では、夕方暗くなると池などからバタバタと大きな羽音を立てて、ねぐらに飛んでいきます。本州以南では1年中見ることができます。カルガモは雌雄2羽で行動しています。人なれもするので、思いのほか近づくことができます。餌は草の葉、水草の葉や芽、草木の種など植物を主に食べます。
★シロハラ ヒタキ科(旧ツグミ科)冬鳥。全長24センチ。名前にある様に、腹部が白い特徴があります。全体的には灰褐色に見える野鳥です。雌には目の上に不鮮明な白い筋(眉斑)が見え、喉と眼の下の方には白い筋があります。色彩に個体差がある野鳥になります。シロハラは個体により色彩が異なる特徴があって、色彩に幅があることを知らないと別の種類だと思ってしまいます。シロハラは冬鳥として訪れます。見られる時期は10月〜翌年5月。分布は北海道、本州、四国、九州、沖縄。林、自然公園などにいます。薄暗い林にいることが多く、昆虫や果実を餌としていて、良く落ち葉をひっくり返してミミズや昆虫を探しています。藪の中や木の下でガサガサとせわしなく落ち葉をひっくり返している野鳥がいたらシロハラかアカハラである可能性が高くなります。開けた場所にはめったに姿を現しませんが、思いの他、近づくことができる野鳥です。
ジョウビタキ.jpgハクセキレイ.jpgコゲラ.jpgカシラダカ.jpgアオジ.jpgキジバト.jpgコジュケ.jpgカルガモ.jpg
上段左。ジョウビタキの雄。右、ハクセキレイ。凍った池の上を歩いています。2段目左。コゲラ、チョウセンカマキリか何かの卵を見つけたようです。手の届く範囲にあったチョウセンカマキリの卵は食べられていました。右、カシラダカ。この鳥の特徴にもなっている冠羽が立っています。スズメかと思って近づいて見てみるとカシラダカでした。警戒心が強く近づけませんでした。3段目左。アオジ、黄色く見えるのですが、アオジといいます。右、キジバト。公園で1番良く見かける鳥です。1番下。左、コジュケ。公園に来た子供が見つけると、ウズラだと思っているようです。右、カルガモ。人にも良く慣れるので、近くに寄ってきてパンくずなどを貰っています。数年この公園には通っているのですが、ヒナを見たことがありません。ヒナがつながって(並んで)歩いているところを見てみたいです。
シロハラ雄.JPG
上、シロハラの雄です。撮影地は神奈川県横浜市、南本宿公園。撮影地は違いますが、シロハラの写真が撮れましたので、追加しました。正面から撮影できなかったので、腹部の白い特徴は写せませんでした。
上にあげた9種類のほか、ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメを入れるとこの日見た野鳥は1日で12種類です。ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメは皆様ご存じな見慣れた鳥なので、写真は撮りませんでした。今回の野鳥観察としては満足することができました。写真の方はポケットデジカメによる撮影なので、写りに関してはご勘弁を願います。
posted by クラマ at 19:15| Comment(0) | 自然観察、野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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