★ヒダリマキマイマイ オナジマイマイ科。殻径は30〜45ミリ程の大型のカタツムリ(マイマイ)。山地性で林内、雑木林、林縁に多く生息しています。低地や市街地では見ることができません。分布は本州(関東以西)、伊豆諸島。関東地方では個体数が多い種類になるようです。殻には1本の褐色の帯が入っています。この色帯は幅が狭いです。名前の通りに左巻きのカタツムリです。軟体部は暗褐色をしています。殻の中心部は高さがあります。関東地方に住む大型のカタツムリのミスジマイマイがやや平べったい殻をしていることに対して、ヒダリマキマイマイは中心部が盛り上がっているので、こちらの方がより大型に見えます。日本のレッドデータによると岩手県では準絶滅危惧種になっています。ヒダリマキマイマイには2つの型があり、山地性のものは色が濃い濃色型が多く、低地には色の薄い淡色型が多くいます。産卵は7〜9月に盛んに行われます。乾燥に弱いので、夏には活動を休止します。あまり暑い日が続く場合、夏眠することも知られています。10月頃に産んだ卵はそのまま越冬に入るようです。
ヒダリマキマイマイです。この個体はかなり大きく、殻径は45ミリはありました。特大のサイズです。ヒダリマキマイマイのいる場所(死骸で確認)は3か所見つけてあったのですが、やっと撮影できました。ヒダリマキマイマイは殻に丸みがあるので、やたら大きく見えました。死骸の殻が白色に白化した殻はよく見るのですが、生きた個体はなかなか見ることができないでいました。軟体部分の幅も広く、殻も大きな迫力のあるカタツムリ(マイマイ)です。若干の湿り気がないと見つけることが難しい種類なのかもしれません。降水量0%の霧雨の日に見つけました。
見つけてみたい種類のコハクオナジマイマイは千葉県房総半島南部には定着していて、神奈川県でも確認されています。今後見つけてみたいカタツムリです。関東地方での分布は茨木県、千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県で確認されています。東海地方にも進出しているようです。どうやら繁殖力は強いようです。運よく見つけられましたら写真を追加したいと思っています。カタツムリは面白いだけでなく、危険な面も持っています。カタツムリには人体に害を与える危険な寄生虫が寄生しているので、必ず触ったら手を洗うようにしましょう。カタツムリを食べる食文化もあるのですが、生で食べる人はいないと思うのですが、カタツムリは決して生で食べてはいけません。カタツムリの寄生虫にはロイコクロリディウム、広東住血線虫、ブラキライマ属吸虫などがいます。これらは日本でも確認されている寄生虫です。本来ロイコクロリディウムは人に寄生することはありませんが、体内に寄生する可能性があります。1番危険なのが広東住血線虫で、感染した場合、治療法や特効薬がまだ見つかっていないことです。食べなくてもカタツムリの殻だけでなく、通った後のネバネバ(粘液)などに触った場合も手を洗うようにした方が良いわけになります。面白い生き物なので飼う人もいると思います。ペットとして飼う場合にも衛生面には注意が必要になります。安全に飼って楽しんでください。

