2018年06月21日

ウスイロニンフジョウカイ(別名ウスイロクビボソジョウカイ)を見つけました。

ウスイロニンフジョウカイ(別名ウスイロクビボソジョウカイ)はジョウカイボン科の昆虫で、小型で見落としてしまいそうなくらい小さいです。ジョウカイボン科の昆虫はカミキリムシに似た姿をしていますので、小型のハナカミキリの仲間と見間違っていることもあると思います。分類上ではホタルに近い種類になるようです。ウスイロニンフジョウカイをよく見ると、頭部が大きく複眼が両脇に飛び出ている愛嬌のある顔をしています。頭部は両側に飛び出た複眼と、複眼と連続して繋がっている黒い斑紋により、さらに大きく見えて可愛く見えます。見えるといっても体長は9ミリ程しかなく、肉眼ではとらえにくい大きさです。透明感のある体に綺麗に均整の取れた方形をした鞘翅(上翅)の形も可愛く見えてきます。鞘翅には短毛が生えていてツヤはありません。写真で見て可愛さが分かるところが残念な昆虫です。ジョウカイボン科の昆虫なので、この大きさでも他の小型昆虫を食べる肉食性になります。ウスイロニンフジョウカイ名前は新しくついた名前で、別名であるウスイロクビボソジョウカイとは旧名になります。分布も図鑑により違うという、ちょっとややこしいことになっている昆虫でもあります。探すとなると、いかんせん小型になるので気が付きにくいと思いますが、写真に撮って見て見ると、斑紋の形が面白い昆虫です。この仲間は似た種類も多く、外見では判別できない種類もいるようです。その上、地域的な変異も知られていることから、なおさら判別は難しくなります。ジョウカイボン科はとてもマイナーな昆虫で、名前を知らない人が多いです。当然、昆虫として人気があるわけではありません。ウスイロニンフジョウカイ(別名ウスイロクビボソジョウカイ)を調べてみました。
★ウスイロニンフジョウカイ(別名ウスイロクビボソジョウカイ) ジョウカイボン科の普通種で数も多いようです。体長は7〜9ミリ。柔らかい体をしています。ウスイロニンフジョウカイは小さな昆虫を食べる肉食性です。花の蜜も餌とするようです。幼虫の餌は良く分かりませんが、ジョウカイボン科なので幼虫も肉食性の可能性が高いとは思います。以前はウスイロクビボソジョウカイと呼ばれていた種類でしたが、新しくウスイロニンフジョウカイと名前を改めた種類です。特徴は頭部の複眼の後方に黒い斑紋があり、対を成しています。頭部の両側に大きく飛び出た黒い複眼と、複眼につながっている黒い斑紋がひときわ目立ちます。前胸背部にも黒く太い条線が対を成しています。脚の色は黄褐色をしています。名前にウスイロと付いていることが良く似合う淡い色合いをしています。全体的に見ると光沢の無い透明感のある淡黄褐色に見えます。上翅(鞘翅)は綺麗に幅の整った方形をしています。上翅(鞘翅)の色彩には個体差が出るようです。出現は4〜7月。年1回の発生になるようです。分布は本州(東北地方南部から神奈川県)。林内、林縁、草原などに生息しているようです。越冬の方法は不明です。
・注意、図鑑により分布が異なるという厄介な種類でもあります。北海道から九州とするものもあります。数年後には更なる研究等によって解明が進み、現時点よりも新しく記載されるものが出てくるかもしれません。似た種類が多く細かく分類したら種類が増えることも考えられます。
ウスイロニンフジョウカイ(別名ウスイロクビボソジョウカイ)1.JPGウスイロニンフジョウカイ(別名ウスイロクビボソジョウカイ)2頭部.JPG
ウスイロニンフジョウカイです。壁にとまっていました。上、体つきはカミキリムシと良く似た体形をしています。細長い体ではあるものの均整が取れて見えます。下、頭部、胸部の拡大です。透明感のある体をしていることと、頭部と胸部の斑紋の形が特徴になります。胸背部の黒い縦条は〈 〉の形に見えます。普通種になるのですが、いざ探すとなると小さくて見つけにくい種類になってしまいます。ジョウカイボンの仲間は日本に300種類以上いるそうで、名前の分からないものも多そうです。撮影地。神奈川県横浜市南本宿第三公園。
posted by クラマ at 15:00| Comment(0) | 昆虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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