2016年05月13日

四葉のクローバーと五葉のクローバーを見つけました。三葉以外はシロツメクサの葉の数の変異です。

クローバーというとシロツメクサを指すことが多く、単にクローバーというとクローバーの仲間の総称になっています。クローバーというとシロツメクサとアカツメクサが有名です。4葉のクローバーと呼ばれるものは、通例3枚のシロツメクサの葉が4枚出ているもを指すことが多いようです。4葉のクローバーは3葉のクローバーの変異したものです。4葉以外に5葉、6葉、7葉、8葉のクローバーもあります。逆に数の少ない2葉や小葉1枚の1葉もあるようです。私は子供の頃、2〜8葉のクローバーを見つけたことがあります。7葉と8葉は葉の下に茎からまた小葉を出している形で出ていました。シロツメクサの5葉のクローバーを見つけてから、4葉のクローバーを紹介する予定でした。何と今回、2枚の5葉のクローバーを見つけることができました。株は別株で、離れた場所で見つけました。4葉の場合同じ株から発生していることも多いです。5葉以上のクローバーも単体で発見することはまず不可能に近い発生確率になるので、4葉が出ているシロツメクサの株から見つける方法が最良と思います。子供の頃に見つけた5葉、6葉、7葉、8葉のクローバーも4葉の発生している株から見つけました。変異が起こりやすい株で発生する確率が高くなるように思います。シロツメクサの体細胞の突然変異や形態形成の異常により3葉以上の葉が出るようですが、完全にはまだ解明されていないようです。4葉のクローバーの発生確率は1万分の1になります。または発生確率が10万分の1とも呼ばれていますが、先に述べたように、4葉の出やすい株からは複数の4葉が発生しやすいことから、10万分の1と呼ばれる場合はシロツメクサのすべての葉から4葉が出る計算上の確率ということになります。計算上の数字ではなくても、4葉以上は珍しいということに間違いはありません。計算上では4葉は10万分の1、5葉は100万分の1、6葉は1600万分の1、・・・と、とんでもない確率に跳ね上がっていきます。シロツメクサは葉の形、花の色など形態変異の多く出る植物になります。それゆえ4葉のクローバーにも個性が出てきて面白いです。シロツメクサはオランダから渡来してきた外来種になります。日本には1846年に渡ってきました。シロツメクサのツメクサとは「詰め草」で、オランダから日本に運ばれてきたガラス器が壊れないように詰め物をして運ばれた、詰め物としてシロツメクサが使われたことで、その種が日本に渡来したといわれています。外国にも牧草として広がっています。日本では牧草や緑肥、グランドカバーに使われるカバープランツとして利用されています。やたらと丈夫で、草地や河原、あぜ道、空き地、芝地、公園など、どこにでも生えていそうな植物です。踏まれても刈り込まれても枯れないタフな植物です。白い花が1面に咲いている光景はなかなか綺麗です。ハチミツの採取できる植物としても知られていて、ツメクサから採れるハチミツはクローバーハチミツと呼ばれています。日本でも北海道などでクローバーからハチミツを採っているようです。あまり知れれていませんが、花と新芽、新しい葉は食用になるようです。味の方は美味しいという話を聞かないことと、食べられると知られていないことから察すると、それなりの味なのかと思ってしまいます。分布は日本全国で北海道〜沖縄まで生育しているので、良く知られた植物の1つであるといえるようです。シロツメクサを調べてみました。
★シロツメクサ 別名クローバー、オランダゲンゲ、シロレンゲ。マメ科の多年草。草丈は15〜30センチ。分布は北海道、本州、四国、九州、沖縄。ヨーロッパ原産の帰化植物です。日本には1846年に渡来しました。ガラス器の詰め物としてシロツメクサが使われました。また牧草にも使われたこともあり、日本全国に広がっていったようです。繁殖力が大変強く、踏まれても、刈込にも強く雑草としても良く知られています。牧草、緑肥、カバープランツとしても使われています。シロツメクサはマメ科植物なので、窒素を同化する根粒細菌が根にいることから、空気中の窒素を同化することができます。窒素は植物の成長に必要な成分になるため、肥料としての使い道があり、繁殖力の強さを利用してグラウンドをカバーするカバープランツとしての使い道があるのです。アレロパシーが強いことでも知られています。とはいえ雑草としての方が有名で、草地や河原、あぜ道、空き地、荒れ地、芝地、公園など色々な場所で目にすることができます。生育環境としては、やや湿った環境を好み群生することが多いです。名前の由来は詰め物に使われた、詰め草=ツメクサからきています。花の時期は4〜12月と長く春が1番花数が多いです。花の色は白色、稀に淡い紅色。花は茎の先端に付く頭状花序で、30〜80個ほどの小さな花が集まってできています。花茎は長さ10〜30センチ。葉は3個の小葉からできている3葉です。小葉は1〜3センチの広倒卵形。葉柄は長さ5〜15センチ。4葉のものは4葉のクローバーと呼ばれ、幸運を呼ぶ特別な意味を持った葉として扱われています。シロツメクサには形態変異が大きくでて、4葉以上の5葉、6葉、7葉、8葉などがあり、さらに葉の数が多いものも発見されています。体細胞の突然変異、形態形成の異常になりますが、詳しい原因はさらにあると思われていて、完全には解明されていません。シロツメクサは群生して生えることが多く、種の他に走出枝(匍匐枝、匍匐茎、ランナーとも呼ばれます)を伸ばして栄養生殖でも増えていきます。
クローバー(f斑入り)過去.JPG四葉のクローバー過去2.JPG
上、斑入りのシロツメクサです。数枚の葉が斑入りになっている株と、斑入りの葉が多く出ている株がありました。下、他の草に混ざって生えているシロツメクサです。この写真には同じ株から出ている2枚の4葉のクローバーが写っています。下の写真は過去に撮りためてあったものです。
五葉のクローバー1.JPG五葉のクローバー2.JPG
上、5葉のクローバーです。この2枚は別の場所で見つけたものです。上が単独で生えていたもので、下の5葉のクローバーの傍には4葉がありました。5葉のクローバーはやはり見つけることが難しいです。葉が虫に食われている5葉は以前にも見つけていますが、写真としてはボツになりました。
四葉のクローバー1.JPG四葉のクローバー2.JPG四葉のクローバー3.JPG四葉のクローバー4.JPG四葉のクローバー5.JPG
上5枚、4葉のクローバーです。4個の小葉のバランスの良いものはなかなかありません。葉にはそれぞれ個性がります。
四葉のクローバー過去1.JPG
これも4葉です。これは取りためてあった4葉です。バランスの良い葉の形の4葉のクローバーです。
撮影地はいずれも神奈川県横浜市、こども自然公園。
5葉以上のクローバーも見つけてみたいものです。奇跡的に見つけることができたら追加して紹介したいです。幸運のアイテムでもある4葉をたくさん見つけることができました。しかも5葉のクローバーまで。しかし私は極めて幸の薄い人間なので、1向に何ら変化はありません。でもこうして多くの4葉を見ているのもいいものだと思いました。
posted by クラマ at 16:20| Comment(2) | 自然観察・植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
皆さんのいろいろな研究を読みなるほどと感じます。最初に四つ葉のクローバーを見つけたのは我が家の門道、リタイヤ後、アルバイト先で昼休みに何本か見つけました。今年はクローバーにハマリここ2ヶ月で200本以上見つけました。ほとんど配ってしまって手元にはありません。コレクションで1枚から7枚まで(6枚を除き)持っています。
皆さんおっしゃる通りですね。
ポイント、変形の葉の並び方の株、時々踏まれるところ(踏まれすぎないところ)、6月ころ、出やすい株(数本まとめて取れる)などが共通します。ここ2ヶ月で200本以上見つけましたが、7月に入り見つけにくくなりました。
また来年が楽しみです。


Posted by 糀谷通男 こうじや みちお at 2017年07月19日 08:53
糀谷通男様。こんにちは。200本採取とは凄いですね。今年は4枚、5枚のクローバーを数本見つけました。以前見つけた株のあった草が生えた広場です。ランナーにより株が増えた場合は、また同じ場所で見つけることができると思います。6枚も見つけることができるかも知れませんね。度重なる草刈により見つけることができなくなった場所もありましたが、のんびりと四葉を探すのも楽しいものです。
Posted by クラマ at 2017年07月20日 12:02
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