2016年03月07日

ミノタケ、ニクハリタケ、ニクウスバタケ。針のようなヒダがあるキノコです。

ミノタケ、ニクハリタケ、アラゲニクハリタケ、ニクウスバタケ、アカウスバタケは似ているキノコです。この仲間には似たものが多く迷ってしまいます。ミノタケはタマチョレイタケ科になります。ニクハリタケ科のキノコでは、アカウスバタケ、ニクハリタケ、アラゲニクハリタケがありますが、どれもよく似ているので、ちょっと見ただけでは、はっきりと判別できない苦手なキノコの仲間になります。今回見つけたニクウスバタケは2月に撮影しました。ミノタケ、ニクハリタケは以前に撮影してあったものです。似た種類をまとめて紹介できれば良いのですが、なかなか他の種類が見つからないので、ミノタケ、ニクハリタケ、ニクウスバタケを調べて紹介させていただきます。アカウスバタケ、アラゲニクハリタケは見つけられたら追加して紹介する予定です。ニクハリタケの写真を追加しました。写真と名前が違っていましたので追加と修正をさせていただきました。これらの名前は特徴から判断させていただきました。
★ミノタケ タマチョレイタケ科。発生は夏〜秋。広葉樹の枯れ木、切株などから発生します。分布は北海道、本州(北陸地方には少ないようです)傘の色は橙褐色、褐色、黄褐色など。傘の表面は粗い剛毛に覆われています。傘の外縁部は薄くなっています。形は扇形〜半円形をしています。幅は5センチほど。隣り合ったものと癒着して15センチほどにもなります。癒着して大きくなることが特徴のようです。傘の裏はヒダになっていません。針状になっていることが特徴で、薄歯状、迷路状、針状をしています。ミノタケの名前の由来は、表面にあるささくれだった剛毛が、蓑(ミノ)に似ていることからきているようです。
★ニクウスバタケ タマチョレイタケ科。普通種で発生は夏〜秋。1年生。発生は広葉樹の枯れ木、倒木、切株。生え方は重なって生える重生になります。傘は1〜3センチ。肉は薄く1〜2ミリ。半円形〜扇形。傘は乾くと下方に曲がります。傘の外縁部は波を打っていて小さな裂け目があります。背面(表面)は無毛で不明瞭な環紋があります。腹面は薄歯状の針状(薄い歯状の突起が密生)になっています。表面はクリーム色〜赤褐色をしています。腹面はクリーム色〜肌色をしています。傘の外縁付近が不完全な管孔状になっています。
★ニクハリタケ ニクハリタケ科。傘の表面(背面)はカワラタケに非常によく似ているものが有ります。注意してみないと間違えてしまいます。最も裏側(腹面)を見ないとわからないくらい似ています。またアラゲニクハリタケに酷似しています。小型で形態は変化に富んでいるという特徴があります。初期は背着生、成長すると半背着生から側着生で幅は3センチ。半円形〜扇形。色は灰色、褐色、淡紅褐色。カワラタケに似て見えますが腹面に違いがあります。ニクハリタケの腹面は針状の突起をしています。背面はフェルト状の短毛を密生しています。稀に柄があるようです。
ミノタケ1.JPGミノタケ2.JPG
上、ミノタケです。表面にはゴワゴワに見える剛毛が生えています。
ニクウスバタケ1.JPGニクウスバタケ2.JPGニクウスバタケ3.JPG
ニクウスバタケです。サクラの枯れ枝から発生していました。ほとんど背着しています。外縁の1部から傘を出しています。2枚目の傘の裏側は1枚目の針だらけの腹面につながっています。3枚目は2枚目の裏側です。似たものが多くあって自信がないのですが、薄歯状の針状突起からニクウスバタケとしました。背着している外縁部には後日、観察に行き不完全な管孔状に見える部分もありました。環紋も初めに撮影した時より明瞭に見えました。
ニクハリタケ背面.JPGニクハリタケ腹面.JPG
上、ニクハリタケです。以前ストックしてあった写真を見つけました。上、カワラタケによく似ています。同じくよく似たアラゲニクハリタケとは、傘の表面の毛の生え方を見ないと区別ができません。下、腹面は針状の突起になっています。ニクハリタケは、間違いやすい紛らわしいキノコです。
それにしても似たものが多く間違えてしまいそうです。アカウスバタケ、アラゲニクハリタケ、ニクハリタケも調べてみました。
★アラゲニクハリタケ ニクハリタケ科。ニクハリタケに酷似しています。傘は半円形〜貝殻状。傘の幅は1〜3・5センチ。背面は淡黄橙色〜黄橙色で、白色短毛が密生しています。明瞭な環紋があります。柄は無柄または有柄になります。柄がある場合は長さが1〜6センチ、幅は2から5センチになるようです。
★アカウスバタケ ニクハリタケ科。発生は夏〜秋(6〜7月に多いようです)。広葉樹の枯れ木に付きます。1年生で、ほとんど背着生か半背着生で、傘は縁に付く特徴があります。傘の周辺部は白くけば立ちます。やや弾力性があり、腹面は橙色〜淡黄色。腹面は針状で不規則な鋸歯状をしていて長さは2ミリ以下。見てみたいキノコです。
写真が取れたら追加していく予定ですが、これらのキノコの判別が苦手なので、探して見つけ出すこと、種類を判別することには苦労しそうです。
posted by クラマ at 19:13| Comment(0) | キノコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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