★マヤラン ラン科シュンラン属の多年草。神戸市の摩耶山で見つかったのでマヤランと名前が付いたようです。葉緑素を持たないで菌類と共生して育つ菌従属栄養植物(腐生植物)になります。共生する菌はベニタケ科、イボタケ科、シロキクラゲ科の菌になるようです。菌自体も特定の木と共生するため分布域は広いのですが発生は局地的に限られてしまうようです。分布は本州の栃木県以西、四国、九州、沖縄。栃木県周辺の茨城県、福島県でも見つかっているので北限はこの辺りになるようです。高さは10〜30センチ。葉は無く花を2〜3個つけています。花期は7〜9月頃で花は白く紅紫色を帯びています。ラン科なので花屋で見かけるランの花によく似ています。
マヤランです。可憐な花を咲かせていました。わずかな範囲に数株が発生していました。1枚目、横から見たところです。2枚目、小さくても立派なランの花です。1番下、蕾になります。撮影場所は神奈川県横浜市こども自然公園。神奈川県でも絶滅危惧種に指定されています。持ち帰って植えたところで根はつきません。マヤランを見つけることができても目で楽しむだけにしましょう。以前に見つけた場所からは消えてしまったので、この場所では無事に生育してもらいたいです。消えたしまった原因は分かりません。この場所の共生菌はベニタケ科の菌を2種確認しているので、ベニタケ科の菌と共生関係を持っているものと思われます。マヤランの花はシュンラン属なのでシュンランの花とよく似ています。この公園ではシュンランは見たことがありません。シュンランもかなりの年月見ていない植物になってしまいました。

