★ツブダイダイゴケ ダイダイキノリ科。鱗片状、顆粒状の痂状固着地衣。日本全土で見ることができる普通種で、世界にも広く分布しています。地衣体は小さな鱗片状をしていることが特徴です。その塊の端は鱗片を伸ばすことなく突然に終わります。地衣体は橙色。淡黄色や灰色から緑色をしていることもあるようです。子器は0・3〜1ミリ。レカノラ型で子器の盤は鮮橙色〜暗橙色。コンクリートや石の表面に発生する岩上生の地衣になります。酸性にも強い都会の環境にも負けない丈夫な種類になります。
1枚目、人工の石垣1面に広がって発生しています。とても日当たりの良い面です。2枚目、3枚目。自然石の人家の石垣で撮影。鱗片状の塊が離れて集まっています。地衣体の端は突然に終わっています。4枚目、自然石の表面に発生していたものです。間隔があいていることが分かります。5枚目。子器の拡大です。オレンジ色の盤が目立ちます。
上は乾燥時、下は湿潤時の写真です。色がこのように変わってしまいます。
上2枚は湿潤時のものです。紛らわしいですが上の写真の下部にわずかに写りこんでいるものは違う種類になります。水分を含むと普通によく見かけるものは黄色や黄緑色になるものが多いです。
感じが違って見えるものです。上はイワウロコゴケとクロサビゴケのびっしり生えている壁面で撮影しました。そのせいか凸凹として見えたしまいます。どちらも共生している藻類が違うのか、古くなった個体なのかよく分かりませんが色の具合が違います。地衣体の色が灰色の個体ですね。
よくわからないものです。ダイダイゴケ科の仲間で岩上生。岩上生のダイダイゴケよりはツブダイダイゴケに近いのではないのかと思っていますが、不明の種類です。ここではダイダイゴケ科の仲間として紹介させていただきます。1枚目、ツブダイダイゴケで良いのだとは思いますが見た目の感じが違っています。単に古い個体なのかもしれません。円形の形が浮き出て見えています。2枚目、3枚目(同じもの)地衣体の外周に見える部分に色がついて見えます。これは岩上生のダイダイゴケに見られる特徴の1つですが、これも正体が不明です。ザラザラと突起のあるコンクルート性の壁に発生していました。ボツボツと隆起して見えるのは地衣体のものではなく、下地のコンクリートの突起によるものです。色が不思議な緑色でした。子器は小さめで数は少ないです。4枚目、5枚目(同じもの)岩上生のダイダイゴケにも似ていますが、濡れている時の5枚目の写真から地衣体に厚みがあり、鱗片状で離れている部分も見えます。ツブダイダイゴケかダイダイゴケ科の仲間でしょう。よく分かりません。岩上生のダイダイゴケとして後日紹介予定のものとは少し違って見えます。試薬を使った判断ではないので、種類の特定ははっきり言ってできません。難しすぎます。間違っていてもご容赦ください。このような種類のものもあるのかと見ていただければ幸いです。6枚目、湿り気のある状態のものです。これも感じが違って見えます。ダイダイゴケ科の仲間だと思います。綺麗な黄色でビッシリとかたまって見えます。同じ様な地衣にも色々あって観察してみると面白いです。

