★ハッカチョウ。ムクドリ科。原産は中国大陸とインドシナ半島の外来種。国でいうと中華人民共和国、台湾、ベトナム、ラオス、ミャンマーになるようです。大きさは全長26〜27センチ。ムクドリと同じくらいの大きさになります。特徴は黒い体色に尾羽の先は白くなっていて、飛ぶときには羽に白い帯が見えます。一番特徴的なのが冠羽で、額にはツンと立ち上がった羽が見えます。くちばしは橙黄色。脚は暗黄色。繁殖期は4〜8月で年2回の繁殖をするようです。沖縄の与那国島や鹿児島県で発見されたものは台湾からの迷鳥で、近畿地方、関東地方で発見されたものは逃げ出したか、放鳥されたものが野生化したものと考えられています。物まねの習性があり、人になつき、人の言葉もまねるようです。


撮影地、神奈川県横浜市。下の写真では特徴のくちばしの色が飛んでしまっています。ポケットカメラなので、色が見た目とは違って写ってしまいました。相変わらず上手く撮影できませんでしたが、この鳥の特徴をつかんでいただけると幸いです。鳥の写真は難しくて苦手です。ハッカチョウの1番の特徴といえる冠羽を見落としても、カラスに似た黒い鳥で、カラスにはない白い部分が見えたり、飛んでいく際に翼の部分に白い帯が見えたらハッカチョウである確率が高いのではないのかと思いました。撮影時2匹でいたのでつがいかも知れません。撮影は1月下旬になります。