上、羽化不全で死んでしまったアブラゼミです。葉っぱのふちに場所を決めたので、葉っぱがしなって抜け出る力を得ることができなかったのでしょう。下、穴から出てきて木を登っているアブラゼミの幼虫。アブラゼミとミンミンゼミは触覚の違いで見分けることができます(以前のブログを参考にしてください)この幼虫は10分ほどで脱皮を始めました。穴からの距離も40センチ程しか離れていなかったので、体力の消耗が少なかったのでしょう。
上、胸背部が割れて体が出てきます。縦に長く割れ目が入った個体はスムーズな脱皮を行うことができるようです。この個体は胸背部が割れてからかなり時間がかかって出てきました。(他の個体はすでに出ていました。1番上の幼虫の写真の個体とは別の幼虫です)中、お尻の先でぶら下がっています。すごいですね。驚きの態勢です。下、背部から見たところです。
翅の様子です。上、平面上に広がっています。淡い緑色が翅に見えます。不思議な美しさです。翅は急激に伸びていきます。中、翅の位置が変わっていきます。この位置になると後は体が硬くなるのを待つだけです。下、翅、体、ともに色が濃くなっていきます。最後の写真の個体は別の個体のものです。この色になるまでも時間がかかるので、他の個体にモデルになってもらいました。体が成虫と同じ色と体になるまでには、まだまだ時間がかかります。
こちらはミンミンゼミ。上、アブラゼミより全体的に緑色が強いですね。ミンミンゼミの翅は透き通っているので、こちらはアブラゼミと違い翅の色が薄くなっていきます。下、胸背部の模様が浮き出てきています。ミンミンゼミの成虫の緑の色の部分には、明るい緑から暗い緑まで個体差があります。幼虫から成虫になる過程は同じです。不思議な美しさに感動させてもらいました。

