★シロススホコリ モジホコリ科。色の白いススホコリという感じです。新鮮なうちは白が綺麗ですが、古くなって乾燥していくと汚れた肌色に近い色になっていきます。
![粘菌2bf[1].jpg](https://shizensanpo.up.seesaa.net/image/E7B298E88F8CEFBC92bf5B15D-thumbnail2.jpg)
![粘菌3bf[1].jpg](https://shizensanpo.up.seesaa.net/image/E7B298E88F8CEFBC93bf5B15D-thumbnail2.jpg)
![9・24粘菌1bf[1].jpg](https://shizensanpo.up.seesaa.net/image/EFBC99E383BBEFBC92EFBC94E7B298E88F8CEFBC91bf5B15D-thumbnail2.jpg)
![9・26粘菌bf[1].jpg](https://shizensanpo.up.seesaa.net/image/EFBC99E383BBEFBC92EFBC96E7B298E88F8Cbf5B15D-thumbnail2.jpg)
上3枚は9月24日撮影です。下は26日撮影。上3枚は切り株の周りに沿って発生していたものです。1番上の写真と1番下の写真はほぼ同じアングルで、わずかに見えている葉は同じ葉っぱです。26日には全て1番下の写真の1塊だけになっていました。全て移動してこの葉っぱのある場所に移動したようです。この移動は粘菌が餌を求めるための行動によります。前にも簡単な個人的で大雑把な移動実験のことを書きましたが、自然界の中で、ほぼ48時間かけて驚くほど移動したことになります。これは凄いです。
粘菌を調べてみると、現在は原生粘菌、真正粘菌、細胞性粘菌、寄生粘菌およびラビリンチュラに分けられています。さらに特性より細胞性粘菌と真性粘菌(変形菌)に分けられているようです。この2つは似て非なるもので、細胞性粘菌とは変形菌と同じくアメーバー状の生活と菌類と同じ子実体の形成を行う微生物ですが、生活のサイクルにおいて単細胞か集合体であるのかの形を崩さず(単細胞のアメーバーとして増殖するということで、集まっても細胞は融合しない)細胞の構造をなくさないと言う特徴があり、これにより細胞性粘菌と言われるそうです。多くの変形菌が子実体を構成する時は、変形体が細かく分かれて、それぞれが子実体の形を取ることの違いもあります。変形体も細胞性粘菌の場合は数ミリと極めて小さいことの違いもあるようです。しかし、このように見ていくとさらに訳が分からなくなっていくので、素人の私は、写真に収めていない種類の粘菌を探すことを楽しみにしていきます。
貴HPのシロススホコリから入りました。函館在住の高橋です。
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・鹿部町海岸在住の知人から写真(添付2枚)の同定依頼がありました。
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友人記⇒「今朝、家の庭の雑草に、添付写真のような白い塊が3か所あるのに気づきました。
何かの卵でしょうか。蛙かと思いましたが、我家の周りは水溜まりがないので、蛙の声は聞いたこともありません。近所の方も、見たことがないそうです。 正体を知りたいです。」
・ご多用中恐れ入ります。下アドレス宛てで、何か分かることがあれば教えてください。何卒よろしくお願いいたします。
橋武夫 podzolll@yahoo.co.jp​ ​函館市
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差し支えなければアドレスをお知らせください。
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以下はおおいに参考になりました。
◆>白い粘菌にはシロススホコリ、ホネホコリの仲間、ツノホコリの仲間等があります。
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有難う御座いました。
ご指摘、ご指示など参考になりました。
有難う御座いました。
なお、写真添付叶わず申し訳ありません。